第94回選抜高校野球大会(3月18日開幕、甲子園)に出場する花巻東(岩手)が28日、オンラインで取材対応した。強力打線を軸に昨秋の東北大会で初優勝し、明治神宮大会では4強入り。今大会は東北勢初優勝に挑む。両肩の手術明けで完全復活を目指す高校通算50本塁打の佐々木麟太郎内野手(1年)は「やっと最近(2月下旬ごろ)、バットを振り始められるようになった状態」と現状を説明。フルスイングを100とすると「自分の感覚では半分に満たないので、徐々に戻したい」と力を込めた。

佐々木麟は中学2年から患い、高校入学後に悪化した両肩の胸郭出口症候群(肩のしびれや腕が上がらないなどの症状)のため、昨年12月に手術を受けた。1月28日にセンバツ出場校が発表された際には、バットを振らず、ボールを投げず、リハビリに専念していることを明かしていた。現在はバットを振るだけではなく、ボールを投げられるまで回復しているという。

3月5日に練習試合が解禁され、本大会までに実戦を重ねていく。花巻東のセンバツ出場は18年以来4年ぶり。最高成績は初出場だった09年に菊池雄星(マリナーズFA)を擁しての準優勝。佐々木麟は今大会に向けて「必ず日本一になりたい」と意気込んだ。