センバツ出場校の大阪桐蔭が猛打を振るい、25安打20得点で圧勝した。1回から襲いかかる。1死満塁で丸山一喜内野手(2年)が変化球をとらえ、右前に2点タイムリー。田井志門外野手(2年)も右前適時打で続き、敵失も絡んで一挙5点を先制した。2回も海老根優大外野手(2年)の右中間適時三塁打などで3点を追加。その裏、関西学院打線に2者連続本塁打を許すと、3回に仕返し。2者連続本塁打を浴びせるなど、6点の大量得点だ。4回まで毎回得点を刻み、5回終了時で15得点のド迫力だ。

それでも、西谷浩一監督(52)は「打撃はまだまだです。試合を重ね、いろんな課題を見つけてやっていく」と気を引き締めた。昨年はセンバツで初戦敗退。夏の甲子園も2回戦で姿を消していた。悔しさをはね返し、秋は近畿大会を制覇。明治神宮大会も初優勝した。好左腕の前田悠伍投手(1年)を擁して投打のバランスも今大会で随一だ。

西谷監督は組み合わせ抽選会が行われた4日も「しっかり準備して初戦で敗れた昨春の悔しさを晴らし、日本一になりたい」と話していた。優勝候補の筆頭に挙がる。昨年夏、兵庫大会準優勝で春夏甲子園通算13度出場の関西学院を圧倒し、頂点奪取に向けて順調な調整ぶりをうかがわせた。