腰の張りから戦列復帰した日本ハム大田泰示外野手(29)が、自ら祝砲を放った。2点を追う4回。先頭でソフトバンク二保のスライダーを左翼席へ運ぶ14号ソロ。

「1打席目がゲッツーだったので、なんとか出塁しようと思っていましたし、とにかく小さくならないように思い切って振りにいきました」。反撃ののろしを上げると、打線はその後、相手のミスに乗じて1死一、三塁と好機をつくり、田中賢の犠飛で同点に追いついた。

大田は腰の張りなどで3日に出場選手登録を抹消。球宴は2年連続でプラスワン投票で選出されたが、無念の辞退となっていた。「オールスターのプラスワンでは、残念ながらケガで出場することができなかったので、後半戦は投票してくださった皆さんに喜んでもらえるよう、しっかり頑張りたいと思います」とコメントした。