日本ハムは8日、昨オフに自由契約となり、日本ハムを退団していた吉田侑樹投手(27)が現役引退して球団のベースボールアカデミーのコーチに就任すると発表した。吉田侑は球団を通じて「現役を引退することを決断し、今年から新しい形でファイターズで仕事をさせていただくことになり、とてもうれしく思っています」とコメントした。

15年ドラフト7位で東海大から入団した右腕は2年目の17年9月18日オリックス戦(札幌ドーム)でプロ初勝利を挙げると、お立ち台で「ご両親、勝ちました!」と喜びを伝え、ファンから拍手が起きた。先発、中継ぎなどで通算20試合登板で2勝3敗、防御率5・60。昨オフに戦力外通告を受け、受検した12球団合同トライアウトでは新庄氏ら3打者を凡退に打ち取るなどアピールして現役続行を目指していたが、新たな道を進むことになった。「新しい気持ちで、少年少女に野球の楽しさを伝えていきたいです。未来のプロ野球選手を輩出できるように、全力で向き合っていきたいと思います」と意気込んだ。

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