西武ドラフト1位の早大・蛭間拓哉外野手(22)が、背番号9を背負うことが濃厚となった。

11月30日、都内のホテルで契約交渉を行い契約金1億円、年俸1600万円プラス出来高で合意した。ライオンズジュニア出身で3拍子そろった即戦力候補に、球団は満額提示。期待の表れとして、1年目から1桁背番号を託す。蛭間は「やるからにはレギュラー」と開幕スタメンを掲げた。

チーム内外の同世代を強く意識した。浦和学院で同級生の渡辺と再び同僚となった。大学時代に食事をともにした際は、会計はすべて渡辺だったが「これからは自分がなるべく払うから」と宣言。他チームの同世代ではロッテ藤原の名前を挙げ「同じ左投げ左打ちで外野手。高校では負けていたけどスタートラインに立って過去は関係ないので、藤原よりは絶対結果を出したい」と挑戦状をたたきつけた。すでに、15万円の高級ダウンを購入し「プロ野球選手になるんだ」と実感。プロ向きの精神で世代NO・1を目指す。(金額は推定)

【関連記事】西武ニュース一覧