日本ハム進藤勇也捕手(24)がプロ初本塁打を記録した。
2点リードの9回1死、先制打の水野達稀内野手(25)が右中間への二塁打で出塁。進藤はカウント1-1から、ロッテ沢田の133キロのスプリットを捉え、左翼へダメ押しの2ランを放った。記念すべきプロ初本塁打で、今季のチーム本塁打は50本に到達。勝率5割に復帰した。
新藤は試合後、「打った瞬間、手応えはありましたけど、飛んで良かったです」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
だが、その1発の裏には強い焦りがあった。「最低限の守備はちゃんとしなきゃいけない」と試合に出るたびに、そう言い聞かせていたという。昨季も出場機会を得ながらも結果が出ず、「今年はなんか同じような結果は絶対ダメっていうのがありました」と覚悟を決めてシーズンに臨んでいた。
また、この日は雨の影響が残るマウンドで投げた先発の福島蓮投手(23)に対し、「まとめようとしなくていい。アバウトに来ていい」とイニング間に助言。打撃だけでなく、捕手として試合を支える姿も見せた。
プロ初本塁打の記念球は「実家に送ろうかな」と笑顔。苦しみを乗り越えた1発が、新たなスタートとなった。



