K-1ライト級チャンピオン卜部功也(28)が、17日にさいたまスーパーアリーナで行われる「K-1 WGP 2018」(日刊スポーツ新聞社後援)で「らしさ」を見せる。

 同大会の公開計量・記者会見が16日、都内で行われ、2階級王者としての初戦に臨む卜部功はリミットまで300グラムの62・2キロで計量をパス。「しっかりトレーニングができた。自信と緊張感を持って試合したい」と話した。

 同級スーパーファイト(ノンタイトル戦)で、黒人ファイターのブラック・ドラゴン(31=米国)と対戦する。「見た感じフィジカルが強く、パワーがありそう。でも、僕もキャリアを積んできた。いろんなファイターとの経験を生かして、卜部功也らしい戦い方をしたい」と、アンタッチャブルの異名を持つ技術を見せつける決意を明かした。

 3月の前王者ウェイ・ルイ(27=中国)とのタイトル戦では、相手の減量失敗というアクシデントに見舞われたが、鮮やかなKO勝ちを演じた。真価が問われるチャンピオンになってからの初戦。卜部功は圧倒的なKO勝ち狙う。