内藤哲也、タイチ下し防衛「必死さは伝わってきた」

<新日本:札幌大会>◇3日◇北海きたえーる

IWGPインターコンチネンタル選手権王者・内藤哲也(36)が挑戦者のタイチ(38)を21分31秒、デスティーノからの片エビ固めで下し、防衛に成功した。試合後は同タイトルを保持したまま棚橋弘至(42)が持つIWGPヘビー級王座を奪いにいくことをあらためて明言した。IWGPタッグ、同ジュニアタッグ選手権も行われ、いずれも内藤率いるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン勢が防衛した。

波乱の幕開けも、最後は王者・内藤が、きっちり締めた。登場時、花道に突如現れた飯塚に背後から脚立で殴られ、さらにタイチにブラックメフィストを決められ、目をつぶったまま控室に運ばれた。ドクターチェック後、左肩を押さえながら再びリングへ。劣勢から徐々に流れをつかみ、最後は得意のデスティーノでタイチを沈め、6089人の札幌の観衆の前で「俺はインターコンチネンタル王座を持ちながら、ヘビー級を狙う」と公言した。

因縁の相手だった。昨年1月23日、タイチの15周年記念試合で対戦後、ヘビー級への転向を勧めたのが内藤だった。力を伸ばしてきた相手の挑戦を真っ向から受け止め、しっかり実力ではね返した。北海道出身のタイチに向け「冬の札幌は何かが起こる。何かしようという必死さは伝わってきたが、もう1歩、踏み出す勇気を見せてほしいですね」と注文をつけた。

その他の写真

  • 内藤に持ってきたマイクスタンドで殴られるタイチ(手前)(撮影・佐藤翔太)