元WWEのスーパースター、ディーン・アンブローズことジョン・モクスリー(33)が荒々しく新日本デビューした。

IWGPUSヘビー級王者ジュース・ロビンソン(30)に挑戦し、いきなりベルトを奪取。かつて米団体FCWで一緒に過ごした後輩ロビンソンにパイプイス、テーブルを使った激しい攻撃をたたみかけ、必殺技ダーティー・ディーズで勝負を決めた。

試合後には、リング上で手を合わせて観客席に頭を下げた。人気、実力ともにWWEのトップレスラーだったが、より自由な環境を求め、この春自らその座を捨てた。モクスリーは「この機会を与えてくれた新日本に感謝したい。初めてのリングなのにホームのようだった。自分がやりたいことができた。俺の言葉はリングで表現するもの、バイオレンスだ」と新日デビュー戦を満足そうに振り返った。さらに「このベルトを追って誰かが来るなら、おれは全力で向かう」と防衛戦に前向きな姿勢を示した。