帝拳ボクシングジムが31日、アマ優勝経験者2人がプロ転向したと発表した。高見亮介(19)と小川寛樹(22)で、都内のジムでのB級(6回戦)テストを受験して、合格を果たしている。

高見は目黒日大出身で、18年インターハイ、19年国体で優勝し、19年のアジア・ユース選手権では3位となっている。アマ戦績は47戦して43勝4敗を誇る。プロではライトフライ級で世界を目指す。

「プロテストを合格できて率直にうれしい気持ちでいっぱいです。小さいころから目標だったプロボクサーになった今、将来の夢だった世界チャンピオンを目指して頑張っていきたいと思います。高見の試合は面白い、また見たいと思ってもらえる選手になりたいと思います」とホームページ上でコメントした。

小川は千葉経大付から日大に進み、19年の国体で優勝するなど、アマ64戦で48勝16敗の戦績を持つ。プロではスーパーフライ級を主戦場とする。

「大学を卒業してからなんにでもない自分がいたので、まずはプロになれたことにホッとしています。ただ、まだプロの世界に入っただけなので、いま一度気合を入れ直して、目標である世界チャンピオンになれるよう、またその中で小川の試合は面白いと言ってもらえるようなそんなボクサーになれるように頑張っていきます」とコメントした。