AEWからWWEに復帰した「アメリカン・ナイトメア」コーディ・ローデス(36)がロウ大会を席巻している。

5月8日(日本時間9日)のプレミアム・ライブイベント、レッスルマニア・バックラッシュ大会(米ロードアイランド州プロビデンス・ダンキンドーナツ・センター)でセス“フリーキン”ロリンズとの再戦を控え、ロリンズの「悪友」ケビン・オーエンズとのシングル戦で勝利を飾った。

今月のレッスルマニア38大会で6年ぶりにWWE復帰。ロリンズの当日発表の対戦相手としてサプライズ出場し、シングル戦で勝利したローデスは大会オープニングでロリンズと対峙(たいじ)した。ロリンズに「俺がレッスルマニアで負けたのはお前がサプライズとして現れたからだ。俺が選んだ相手とサプライズで対戦してみろ!」と挑発されると、ローデスは「俺は挑戦から逃げるためにWWEに復帰したわけじゃない」と対戦を受諾した。

サプライズの対戦相手としてロリンズの「悪友」オーエンズとメインで激突したローデスはフロッグスプラッシュやスワントーンボムを浴びて劣勢に立たされると、スーパーキックやクローズライン(ラリアット)、さらにエプロンにたたきつけた。そこで場外でセコンドのロリンズともめたオーエンズのリングアウト裁定で勝利を飾った。

試合後、ローデスはコーナーでアピールしようとすると、背後からロリンズの襲撃を受けて場外に突き落とされたものの、早くもロウ大会の中心メンバーとして存在感をみせつけた形となった。