元WWEヘビー級王者ドリュー・マッキンタイアがWWEヘビー、ユニバーサル統一王者ローマン・レインズを必殺の蹴りクレイモアでKOに追い込んだ。

30年ぶりの英スタジアム大会となる9月3日(日本時間4日)、英ウェールズのカーディフで開催されるクラッシュ・クラッシュ・アット・ザ・キャッスル大会でレインズ挑戦を控える。

大会エンディングには、先に統一王者レインズが登場し「WWEの『顔』はレインズではなく、マッキンタイアだと言うヤツがいるが、そいつはウソつきだ。WWEを背負っているのは、この俺、ただ1人だ」と豪語。そこに満を持して英国の“騎士”マッキンタイアが姿をみせた。

レインズと対峙(たいじ)すると「レインズは王者としてふさわしくない。レインズ一派には(顧問の)ポール・ヘイマン、(ロウ、スマックダウン統一タッグ王者)ウーソズがいてこそのゴッドモードだろう。1人ではただの男だ」と挑発した。母国英国での統一王座挑戦となるだけにマッキンタイアは気合十分。「クラッシュ・アット・ザ・キャッスル大会では、お前を引き裂いて統一王座を奪ってやるが、今日はブラッドライン(レインズ一派のユニット名)もいないから戦ういい機会だ」とTシャツを脱いで臨戦態勢に入った。

レインズの先制攻撃を浴びて激しい乱闘になったものの、マッキンタイアはベリー・トゥ・ベリーでレインズを投げ飛ばした。クレイモアを狙ったが、身代わりとなったレインズ一派の手下となるサミ・ゼインを蹴り飛ばした。その隙にレインズによる強烈なスーパーマンパンチを被弾してしまったものの、とどめを狙うレインズに対し、執念のクレイモアで蹴り倒した。

倒れこむ統一王者を見下し、マッキンタイアは2本の王座ベルトを両手で掲げて雄たけびをあげていた。