初場所中に引退を表明した、元関脇豪風の押尾川親方(39)が31日、スーツ姿を初披露した。東京・両国国技館で行われた年寄総会に出席。同じく初場所中に引退を表明した、元横綱稀勢の里の荒磯親方が登場した数分後に現れ「新米は早く来ないといけないから」と、初々しく話した。

黒のスーツに白いワイシャツ、赤と白のストライプのネクタイ姿は、既製品だといい、首のあたりを窮屈そうにしていた。写真を納めようと報道陣に囲まれると「ちょっと待ってくださいよ」と言いつつ、左手でサムアップポーズ。遠くを見つめていた。