タモリ(70)が、まだデビューする前のサザンオールスターズ桑田佳祐(59)だと思われる出待ちの学生にサインを求められた過去を明かした。

 タモリは18日放送のラジオ番組「タモリのオールナイトニッポンGOLD Song & BOSSスペシャル」で約1年半ぶりにパーソナリティーを務めた。エッセイストの能町みね子さんをアシスタントに迎え、昭和の名曲とともに2015年の出来事を振り返った。

 その中で桑田の話になり、タモリは「桑田くんにも確かめたことはないんだけど」と前置きした上で、「俺がオールナイトニッポンやってて、帰るときに、サインをもらいに桑田くんが多分、来てたと思うんだよね」と明かした。

 タモリは「オールナイトニッポン」のパーソナリティーを1976年から7年間にわたって務めていたが、その当時「桑田くん」はまだデビュー前。能町さんから「え?よく顔を覚えてましたね」と聞かれると、「独特の顔だったから」と笑った。

 サザンがデビューして桑田を見たときに「多分、間違いないと思うんですけども」と確信したというタモリ。「(桑田本人に)『聞こう、聞こう』って思って、つい聞き逃して……今度会ったら聞いてみます。何十年か経っちゃってますけど」と話した。