シンガー・ソングライター桐島ノドカ(26)が17日、都内で、初主演する映画「爪先の宇宙」(谷内田彰久監督、12月1日から順次公開)の先行上映舞台あいさつを行った。

 主題歌「言葉にしたくてできない言葉を」と挿入歌「夜を歩いて」も歌唱している。

 「最初は歌だけだと思っていたら、『ヒロインをやりませんか?』と言ってもらえて…。本当に『どうしようっ』と思ったけれど、原作を読んでいたし、(主人公の)亜紀ちゃんの頑張っている姿に背中を押されて出演を決めました」と、演技挑戦を決意した理由を説明した。

 ただ、撮影の現場は音楽とはまったく異なるため、「カルチャーショックでした。そもそも撮影用語が分からない。歌っている方が何倍も気が楽です」と振り返った。

 だが、やりきった今は充実感に満ちている。「今年で1番の良い経験ができたし、この1年をすべてこの作品に費やした。頑張りました」とアピールした。

 ダブル主演する北村諒(26)も「映画を見た熱い気持ちをツイートで飛ばしてください」と客席に呼び掛けた。

 ほかに加村真美、名塚佳織、広瀬智紀、美沙玲奈、谷内田監督も登壇した。

 原作は世界累計2700万ダウンロードを突破した同名の少女漫画。