テレビ朝日の定例会見が26日、都内の同局で行われ、早河洋会長(75)が出席した。

宇賀なつみアナウンサー(32)と小川彩佳アナウンサー(34)の退社について、早河会長は「職業選択の自由と受け止めています」と理解を示した。TBS出身の久米宏、テレ朝退社後フリーとして「報道ステーション」に戻った古舘伊知郎ら、独立後も活躍するフリーアナの名を挙げ「今回の2人は引き続きアナウンサーを継続していく。組織を離れ、新天地で自分の主体性を発揮しながら活躍していきたいということだと思う」と話した。小川アナの退社については「まだ調整中」とした。

「羽鳥慎一モーニングショー」のアシスタントを務める宇賀アナの後任に、元乃木坂46でアナウンサーとして4月入社予定の斎藤ちはるさん(22)が起用されることについて、早河会長は「羽鳥さんはプロの進行ができるアナウンサーで、現実に時間帯NO・1まで押し上げてくれた人。彼に預け、実戦の中で教育してもらうという選択が、番組のためにはいいのではないかと現場から聞いています」と期待を込めた。