米ラップ歌手カニエ・ウェスト(42)が、妻でタレントのキム・カーダシアンの39歳の誕生日の贈り物として、刑務所改革を行っている慈善団体に100万ドルを寄付したことが明らかになった。

弁護士を目指して法律を学んでいるカーダシアンは、刑務所の環境改善を求める活動を行っており、過去にはドナルド・トランプ大統領と面談したこともある。カーダシアンは、ウェストと3人の子供たちの名前で寄付したことを証明する寄付証明書の写真と共に、「私の応援している団体にカニエと子供たちからのプレゼントとして100万ドル寄付をしてくれたの。心の底からうれしい」とインスタグラムに投稿している。

米経済誌フォーブスが今年発表した2019年度の「最も稼ぐヒップホップアーティスト」ランキングで首位に急浮上したウェストは、昨年6月からの1年間で1億5000万ドルを稼いでいる。自身のスニーカーブランド「イージー」の売り上げが好調なことに加え、25日には新アルバム「ジーザス・イズ・キング」と同名のドキュメンタリー映画の公開も控えている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)