生田斗真(35)が主演する日本テレビ系ドラマ「俺の話は長い」(土曜午後10時)の16日放送の第6話の平均視聴率が、7・7%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は8・4%で、第2話は9・0%、第3話は8・9%、第4話は8・4%、第5話は8・0%だった。

生田は4年振りに連ドラ主演で、31歳独身、職なし、実家暮らし、でも屁理屈を言わせりゃ右に出るものなしのダメ男、岸辺満役。義兄の秋葉光司を安田顕、姉の秋葉綾子を小池栄子、めいの秋葉春海を清原果耶、母の岸辺房枝を原田美枝子が演じ、家族間でお茶の間大乱闘を繰り広げるホームコメディードラマ。「サザエさん方式」と呼ばれる30分×2本立てのストーリーとなっている。

第6話の前半は其の十一「毛蟹と体温計」。光司が高熱を出して会社を休む。満が光司に食事の面倒を見つつ、平日の昼間に2人で話しながら仕事をやめたら楽しい理想的な生活ができると想像する。

そんな中、学校をサボった陸がポラリスに来る。満が陸の相談相手となって悩みを聞き、陸は春海のことを「好きですよ。ずっと好きですけどね」と明かした。

その夜、岸辺家ではもらいものの毛蟹を、大好物だが寝込んでいる光司に黙ってその日食べるかどうかでもめる。蟹のだしで作った雑炊を提案した春海が光司のところにもっていくことで4人の意見が一致した。光司は春海と2人きりで話し、春海の作った雑炊を食べて涙を流す。

其の十二「モンブランと亀」。満が明日香(倉科カナ)とランニング練習を開始し、そのまま宿泊する。光司はバンドの再結成を懇願され思いが揺れる。

満と明日香が急接近していることが岸辺家では問題となる。満に就職させるために光司は説得を試みるが満は「ヒモかヒモじゃないかは相手への愛情があるかないかの問題ですから」と豪語する。満はヒモになろうとしているのではなく、本気で恋していると反論し光司を逆に説得する。

その夜「好きなことを仕事にしたいっていう気持ちにこだわることは全然悪いことじゃないんだけど、動かないとやりたいことに新たに出会う機会が減るから余計悪循環なんだよね」という就職に対する明日香の言葉に共感する。満は荷物をまとめ、ペットの亀ボルトを連れて明日香の元へ向かった。