田中圭モテ役も「恋まで発展しない手前の人の感覚」

  • 映画「mellow」初日舞台あいさつに出席した、左から松木エレナ、志田彩良、岡崎紗絵、田中圭、ともさかりえ、白鳥玉季、今泉力哉監督(撮影・遠藤尚子)

田中圭(35)が17日、東京・新宿バルト9で、主演映画「mellow」(今泉力哉監督)初日舞台あいさつに出席した。

ある街で一番おしゃれな花屋と、廃業寸前のラーメン店を舞台に、実らない恋描く恋愛群像劇。映画「愛がなんだ」を手掛けた今泉監督のオリジナル作で、田中は「着眼点がすごいなと。大きな出来事は特になく、日常に当たり前にあることを丁寧に紡いでいる」と話した。

複数の女性から好意を寄せられる役だが、これについては「モテるなと思って」と、どこか客観視した様子。撮影中に「そこまでモテていないということに気付いた」と言い、「ちょっと好きだけどそんなに好きにならない、ちょうどいいモテ具合。みんながこれから恋愛していくだろう練習台みたいな、恋まで発展しない手前の人っていう感覚がありました」と苦笑いで振り返った。今泉監督は「田中さんがめちゃくちゃモテる人をやっていたら嫌なやつになっていたと思う。その辺を探ってくれていたからこの役になった」と感謝した。

劇中では花屋の店主を演じた。共演の子役、白鳥玉季(9)から「休憩中に花束を作る練習をしていてすごいと思いました」とハキハキと伝えられると、「ありがとうございます」とうれしそうだった。

ヒロインを演じた岡崎紗絵(24)は、同作について「せりふの言い方、しぐさに日常感を取り込むことがすごく大切。それを現場でやってみて、と言われるとすごく難しかった」と回想。「監督の優しい空気感の中で挑戦できて自分の中で刺激になったし、引き出しが増えてありがたかった」と話した。

志田彩良、松木エレナ、ともさかりえも登壇。