盗作騒動で炎上した元銭湯絵師見習いでモデルとしても活動していた勝海麻衣さんが、過去の騒動をあらためて謝罪し、活動を再開する意向を示した。

勝海さんは2日、ツイッターを更新。手書きの声明文をアップし、「現在、私は特定の事務所には所属しておらず、大学院は休学しております」と近況を報告した。

続けて「昨年、作品制作にあたり既存作品を模倣してしまった件に関して、作家の方々、作家を応援支援されている方々、そして今まで私がお世話になっていた大切な方々、関係者の方々、本当に数えきれない方々を巻き込み傷つけてしまいました」と騒動に言及し、「自身が発端となっていたにもかかわらず、皆様の名誉を回復することが出来ませんでした。改めてお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」と謝した。

「約1年間、今回のことを考えることのない日はありませんでした。反省、懴悔の毎日でしたが、自分という人間と向き合う時間でもあり、甘え、勉強不足、様々な事柄に対する真摯な姿勢の欠如を改めて実感しております」と反省。「今後は、ご指摘をいただいた著作・知的財産に関して知識を深め、作品制作、表現を再開しようと考えております」とし、「引き続きご指導ご鞭撻の程、何卒宜しくお願い申し上げます」と呼びかけた。

勝海さんは2019年3月に東京都内で開かれたライブアートイベントで描いた虎の絵が、イラストレーター猫将軍氏の作品に極めて似ていると指摘され、騒ぎとなった。勝海さんは当時、自身のツイッターで、猫将軍氏の作品の構図をそのまま無断使用したものと認めて謝罪。勝海さんが所属していた当時の事務所も謝罪声明を公式サイトで発表していた。