シンガー・ソングライター福山雅治(51)が8日、自身のラジオ番組TOKYO FM「福山雅治 福ラジオ」(土曜午後2時)で、「KUSUNOKIプロジェクト」の始動を発表した。

同プロジェクトは、故郷長崎に現存する被爆樹木の剪定(せんてい)枝を再利用したアイテム製作及び販売を主軸とし、その利益を長崎市が運営する被爆樹木の保全活動「クスノキ基金」に全額寄付するもの。

シリーズ第1弾アイテムとして、「KUSUNOKIキーホルダー」を製作。1つ1つが職人による手作りで、廃材となる剪定枝に新たな役割を与えている。 福山は14年、被爆クスノキを題材にした楽曲「クスノキ」を発表。同曲を通じ“平和への願い、命のたくましさ”を発信してきた。「終戦から75年。僕ら人間よりもはるかに長く生きるクスノキ。そして今も長崎に生きる数々の被爆樹木。その中の1本であるこの被爆クスノキが教えてくれる『生命のたくましさともろさ』を、KUSUNOKIプロジェクトを通じて伝えて行けたら」とコメントした。