女優桜庭ななみ(27)主演のフジテレビ系連続ドラマ「13(サーティーン)」(土曜午後11時40分)の第3話が15日、放送される。

桜庭が演じるのは、13年間行方不明だった相川百合亜。警察に保護されるが、詳細については口をつぐむ。13年の間に崩壊していた実家では、母の麻美(板谷由夏)が父の宗一(神保悟志)と妹の千帆(石川瑠華)に昔のように仲のいい家族を演じてほしいと提案する。

第3話では、百合亜(桜庭)が監禁されていた一樹(藤森慎吾)の部屋の地下から白骨死体が発見される。DNA鑑定により一樹の弟の優樹(大窪人衛)の可能性が高いことが分かる。刑事の永井(青柳翔)と佐緒里(遊井亮子)の調べに対し、百合亜は「分かりません」の一点張り。聴取の進展が見られないことも含め、次第に世間では百合亜を誹謗(ひぼう)中傷するネット記事も出回るようになっていた。

そのころ、相川家に不審な配達員から百合亜宛ての封書が届いた。麻美(板谷)と千帆(石川)は、その内容に凍りつく。慌てて警察に届けるが、永井と佐緒里は、封書は一樹が直接届けに来たと直感。一樹がまだ近くに潜伏している可能性が高いと警戒を強める。

その後の捜査で、百合亜と一樹が一緒に映っている3年前の防犯カメラの映像が見つかった。これまでの百合亜の態度とは違い、恋人同士のように親密な姿が映り永井はショックを受ける。佐緒里は百合亜に一樹との仲を追及、厳しく取り調べをするが、百合亜は取り乱し暴れてしまう。永井は、そんな百合亜を抱きしめ、「俺は君の味方だ」とささやく。

そのころ、一樹の自宅から血痕が付いたおのが見つかった。おのの柄の部分には、百合亜の血痕が付着していた。そして、百合亜のもとに、ある人物が「真実を打ち明けたい」とやってくる。