宮崎駿氏が監督を務める「魔女の宅急便」が、22日の日本テレビ系の「金曜ロードショー」(午後9時)で放送され、平均世帯視聴率が9・9%(関東地区)だったことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は6・5%だった。

今回は17回目の放送で、前回の2022年4月29日に放送された平均視聴率は10・1%だった。

宮崎駿監督は10年ぶりの新作長編アニメーション映画「君たちはどう生きるか」が、03年「千と千尋の神隠し」以来21年ぶり2度目のアカデミー賞の長編アニメーション映画賞を受賞した。「魔女の宅急便」は宮崎監督の初の長編映画で89年7月に公開された名作。魔女の血を引く少女キキが「13歳で独り立ち」というおきてに従い、黒猫ジジと海辺の町コリコへ。使える魔法はほうきで空を飛ぶことだけ。パン店のおかみおソノらの力を借りて「魔女の宅急便」を始める。

<放送日と平均世帯視聴率>

・初放送(1990年10月5日)24・4%

・2回目(1992年4月3日)21・5%

・3回目(1994年1月2日)20・5%

・4回目(1995年7月14日)19・2%

・5回目(1997年7月11日-)21・6%

・6回目(1999年7月16日)19・4%

・7回目(2001年7月6日)20・0%

・8回目(2003年7月25日)22・8%

・9回目(2005年9月16日)14・7%

・10回目(2007年7月13日)14・9%

・11回目(2009年7月31日)13・7%

・12回目(2011年7月8日)13・5%

・13回目(2016年1月22日)18・8%

・14回目(2018年1月5日)12・5%

・15回目(2020年3月27日)12・9%

・16回目(2022年4月29日)10・1%

・17回目(2024年3月22日)9・9%