ダートグレード初挑戦のさきたま杯で2着に食い込んでから3カ月、船橋のムエックス(牡7、張田)は秋初戦にテレ玉杯オーバルスプリントを選んだ。重賞2勝目を挙げた笠松のオグリキャップ記念から3戦連続で1400メートルに出走となる。それまで1600メートルを中心に使われていたが、距離短縮にも対応して好走が続く。

1400メートルは不問だが、ペースが重要だという。張田騎手は「行く馬がいてくれればいいんですけどね。だから中央馬が入ってくれた方が流れ的にはいい」と話す。その点、今回も前に行きそうな面々がいるのはありがたい。あとは展開が向くかどうか。「距離に関係なくコース的には船橋の方が合う。浦和はちょっと難しい。運もないと勝てないですから」。さきたま杯2着は展開の助けもあったという。ゴール寸前で前を行くティントレットを捉えたのも、外から伸びてきたエンペラーワケアをしのいだのも、やや離れた4番手からスムーズに運べた道中の立ち回りの差が出たか。

ここに向けては1カ月半ほど乗り込んだという。状態は「良くなっていると思いますよ」と張田騎手。夏休み明けでもいきなり動けて良さそうだ。【牛山基康】