侍ジャパン稲葉篤紀監督が49歳の誕生日を迎えた8月3日、チーム宿舎の食事会場で首脳陣やナイン、スタッフから赤パンツを贈呈された。

前日2日に決勝トーナメント初戦の米国戦(横浜スタジアム)を延長10回サヨナラ勝ち。この日は4日の準決勝・韓国戦(横浜スタジアム)に向けた練習日となっていた。

練習前にサプライズで誕生日会を催されたようで、選手たちが見守る中、菊池涼介内野手(31)から赤パンツを渡されて「決勝で履きます」と宣言した。

19年秋の「プレミア12」で盛り上げ役だったヤクルト田口麗斗投手(25)からもビデオレターでバースデーソングを贈られ、「サプライズでちょっと涙が出てきましたけど、非常にいい誕生日を迎えることができました」と感謝した。

会場では2戦連続で失点している青柳晃洋投手(27)がマイクを持ってバースデーソングを熱唱。

「ヤギもちょっと今、調子も出ていない中で、ああやってマイクで歌ってくれたというのが、何かちょっとグッと来るものがあって。良くなくても、チームのために何かしようという切り替えもそうですし。なんか、そういうチームになったなという気がしました」

今まで以上に一致団結して決戦に向かう。