丸川珠代五輪相(50)が3日、閣議後会見で、東京五輪で自国チームからの強制帰国を拒否し亡命を希望したベラルーシ代表の陸上女子クリスツィナ・ツィマノウスカヤについて「関係機関の協力を得て、身の安全の確保に努めている」と述べた。

ツィマノウスカヤは、帰国すれば投獄の可能性があると訴え亡命を希望しており、2日に、東京・目黒区のポーランド大使館に入った。丸川氏は「外交上のやりとりでもございますので、詳しい内容についてお答えは差し控えさせていただきます」としながらも「引き続き動向を注視してまいりたいと考えております」と話した。