プロ野球DeNAの親会社、株式会社DeNAが25日、Jリーグクラブへの経営参画を発表した。同社は、J2に昇格したSC相模原の株式を19%取得し、トップスポンサーとして協賛を開始すると発表した。

発表資料によると「DeNAは今年4月にスポーツクラブ相模原の株式19%の取得とトップスポンサーとしての協賛を開始する予定」だという。DeNAが新たな株主になったことは、同日行われたJリーグの理事会でも承認された。

DeNAは「ゲームやエンターテインメント、ヘルスケアやオートモーティブといった様々な領域のサービスを提供してきたIT企業で、2011年12月のプロ野球参入を皮切りに、長距離陸上、プロバスケットボールなどスポーツ事業の取り組みを広げ、チーム運営のみならずスタジアムや街づくりへの発展に努めてきました。両社は今後、DeNAが『横浜DeNAベイスターズ』や『川崎ブレイブサンダース』を通じて培ってきたプロスポーツマネージメントのノウハウを生かし、『SC相模原』のチームやビジネス力の強化、試合観戦を中心としたエンターテインメント性の向上、ホームタウンを中心とした地域への貢献拡大を目指します」などと発表した。