FC町田ゼルビアが初出場初優勝に王手をかけた。FW相馬勇紀(29)が決勝点を挙げ、アルアハリ(UAE)を1-0で下した。日本勢の決勝進出は4大会連続。アジアの頂点をかけ、前回王者アルアハリ(サウジアラビア)と25日(日本時間26日)に対戦する。

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町田は薄氷を踏みような勝利を手にした。勝負を分けたのはVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)だった。追加タイムの後半46分、DF中村からDF望月へ選手交代する際、陣形が整う前に相手が素早くスローインからプレーを再開。MFバラに強烈なミドルシュートをたたきこまれた。失点かと思われたが、VAR介入からエバンス主審が映像を確認。交代完了前のプレー再開が認められ、得点は取り消された。

DF岡村は「VARに助けられたゲームだったかな」と安堵(あんど)した。収まらないのは相手側。試合終了直後に主審に詰めよりピッチ上は大混乱。パウロソウザ監督は「ゴールが取り上げられた」と怒り心頭だった。一方の黒田監督は「あってはいけないこと。ルールにのっとって判断してくれて感謝」と冷静に話した。準々決勝でも後半41分の失点が相手ハンドで取り消された。2試合続けて終盤のVARに守られ、1-0の勝利を手にした。

【動画】相馬勇紀、相手ゴール前でパスカットから先制弾!