宮崎駿

三鷹の森ジブリ美術館で行われた、高畑勲監督お別れの会で、あいさつしながら涙をぬぐう宮崎駿監督(右)。左は鈴木敏夫プロデューサー
三鷹の森ジブリ美術館で行われた、高畑勲監督お別れの会で、あいさつしながら涙をぬぐう宮崎駿監督(右)。左は鈴木敏夫プロデューサー

世界の長編アニメ作家・宮崎駿監督。作品は米アカデミー賞長編アニメ賞、ベルリン映画祭金熊賞ほか国内外で多数の栄誉ある賞に輝いている。2013年9月6日、引退会見を開いた。「今回は本気です」。体力も、気力も限界だった。「加齢はどうすることも出来ない。僕の長編アニメーションの時代は終わったんだと思います」と続けた。72歳。「風立ちぬ」の完成後、相棒の鈴木敏夫プロデューサーに伝えた。後日、敬愛する先輩の高畑勲監督が「彼は引退しない」と語った。その後引退を撤回。子供たちに夢と希望、考える意識を与える作品を描き続けている。いま以上にジブリ美術館が新作で彩られることを願うばかりだ。

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<芸能・2013年9月7日掲載>