国際オリンピック委員会(IOC)は24日、ロシアの国ぐるみのドーピング問題を受けて2014年ソチ冬季五輪で採取した同国選手の検体を再検査した結果、開会式でロシア選手団の旗手を務めたボブスレー男子2人乗り金メダルのアレクサンドル・ズブコフら4選手の違反を認定して失格処分とし、五輪から永久追放すると発表した。

 スピードスケート女子で小平奈緒(相沢病院)が5位に入った500メートルの銀メダリスト、オリガ・ファトクリナも含まれ、一連の処分者は計14人となった。

 IOCは来年2月に迫った平昌(ピョンチャン)五輪へのロシアの参加可否を12月5日の理事会で判断する。