2連覇を狙う紀平梨花(17=関大KFSC)は、SP70.71点で6位と出遅れた。

冒頭のトリプルアクセルは着氷後に体重が右足の外側にかかり乱れた。2本目に予定していた3回転ループを3回転の連続ジャンプ(トリプルフリップ-トリプルトーループ)に変更したが、トリプルトーループを着氷した際にバランスを崩し転倒した。

初出場初優勝を目指す同85.45点のアリョーナ・コストルナヤ(16=ロシア)が自身の世界最高を更新し首位スタート。2位に2018年平昌冬季五輪(ピョンチャン・オリンピック)女王のアリーナ・ザキトワ(17=ロシア)が同79.60点で続き、3位に同78.27点でアンナ・シェルバコワ(15=ロシア)が入った。4位はブレイディ・テネル(21=米国)、5位はアレクサンドラ・トゥルソワ(15=ロシア)。

フリーは抽選で紀平が2番。首位のコストルナヤが5番、2位のザギトワが最終6番、3位のシェルバコワが4番で滑走する。