ウィザーズのルーキー八村塁(21)が、主要個人記録の2項目で2桁に乗せる“ダブルダブル”をマークした。開幕戦以来、自身2度目の達成。敵地でのホーネッツ戦でデビューから23戦連続スタメン出場し、32分48秒のプレーで7試合連続2桁の18得点、自己最多の12リバウンド、2アシスト、1スチールの成績だった。「オフェンスリバウンドを何本か取れたので、そこは続けていきたい」と振り返った。チームは競り負け3連敗を喫した。

八村は第1クオーター(Q)の残り9分40秒にレイアップシュートを決めてこの試合初得点。その後、スチールも記録した。

第2Qでは一時逆転となるフックシュートを沈め、フリースローも2本成功。3リバウンドを挙げるなど得点以外でも貢献した。

後半に入り存在感が一層増した。第3Qの立ち上がりにジャンプシュートを立て続けに成功させて2桁得点に乗せるなど、このクオーターだけで8得点、5リバウンドを奪った。

第4Qでも4本のリバウンドをマークし、レイアップシュートを成功させるなどしたが、終盤の大事な場面でフィールドゴールを連続で外し、「最後の最後、相手が決めるところで決めて、僕らは決められなかった。しっかり反省したい」。悔しそうな表情を見せた。