「Sports.ru」など複数のロシアメディアは14日、フィギュアスケート女子で18年平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(18)と同銀メダルのエフゲニア・メドベージェワ(21)が21-22年シーズンのロシア代表から外れたと報じた。同国連盟の実行委員会が承認したという。22年は北京五輪が予定されているが、出場は極めて厳しい立場となった。

代表には3月の世界選手権で優勝したアンナ・シェルバコワ(17)、2位のエリザベータ・トゥクタミシェワ(24)、3位のアレクサンドラ・トルソワ(16)らが名を連ね、今季ジュニアながら才能が注目されているカミラ・ワリエワ(15)、ダリア・ウサチョワ(14)、マイア・フロミフ(14)の計6人を選出。19年グランプリ(GP)ファイナル優勝のアリョーナ・コストルナヤ(17)は補欠となった。

ザギトワは19年世界選手権で初優勝を飾り、同年12月に選手としての活動休止を表明していた。メドベージェワは自身のインスタグラムを更新し「公正な決定」と受け入れた上で、トレーニングを継続していく意向を示した。