【エスポー(フィンランド)=藤塚大輔】昨季の4大陸選手権、世界ジュニア選手権王者の三浦佳生(18=オリエンタルバイオ/目黒日大高)が首位発進した。

冒頭の4回転サルコー-3回転トーループを降りると、トリプルアクセル(3回転半)を着氷。4回転トーループまでまとめあげ、自己ベストまで1・42点に迫る93・54点を記録した。

ステップではバランスを崩すシーンもあり、最終盤のシットスピンは0点。関係者から「お尻の高さじゃないか」と指摘されたといい「自分では結構頑張ってしゃがんでいて、これで結構限界なんですけれどね…。もうちょっとしゃがまないと…。シットスピンじゃなかったみたいです、僕のスピンは。“中腰スピン”になっちゃった」と苦笑いした。

今季のGPシリーズは、10月下旬の第2戦スケートカナダで2位。今大会で優勝すれば、2季連続のファイナル(12月7~10日、中国・北京)進出が決まるが、ファイナルをそれほど意識していない。前日16日の公式練習後には「ファイナルに行くぞというよりは、この大会はこの大会。何かにつなげるというより、1つの海外試合だと思っている」と冷静に見据えていた。

今大会には第1戦スケートアメリカ2位のケビン・エイモズ(フランス)も出場。この日午前8時過ぎから始まった公式練習では、エイモズの練習に視線を移しながらも、4回転サルコー-3回転トーループの連続ジャンプなどを何度も確認していた。

「たくさん上手な選手がいますが、勝っていければ」と意気込んでいた通り、堂々の首位発進。18日のフリーに向け「取りこぼしのないようにしたい。その上でジャンプ、スケーティングもしっかりと乗せていければ、優勝が見えてくると思います。引き続き強敵がたくさんいる大会なので、気を引き締めていきたいと思います」と力を込めた。

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