昨季8位の静岡ブルーレヴズが、リーグワン発足4季目で初のプレーオフ進出を決めた。

2連覇を狙う東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)に計8トライで快勝。王者を相手にホスト&ビジターで2連勝を飾った。今季は昨季準優勝の埼玉パナソニックワイルドナイツ(埼玉)にも勝利しているが、就任2季目の藤井雄一郎監督(55)は「ファイナリストに勝たないといけないのは、今日じゃない。誰が出ても同じ絵を見てできるようにしたい」とプレーオフ決勝までの道を見据えた。

前半9分、味方のキックパスに反応した日本代表WTBマロ・ツイタマ(29)が先制トライ。同12分にNO8マルジーン・イラウア(31)のトライでたたみかけ、前半で26-0と主導権を握った。後半も前がかりな相手に対し、ターゲットを絞った出足の早い防御が機能。危なげなく80分間を支配し、ゲーム主将のCTBチャールズ・ピウタウ(33)は「試合を通して(攻撃面で)ラインスピードを感じていた。外側で抜ければ、スペースがあると感じていました」と、ピッチを横に大きく使って戦った。

リーグ戦は残り3試合。上位6チームが進むプレーオフは1~2位が準決勝からの登場となる。勝ち点は50の4位だが、2位のBL東京とは6差、1試合消化の少ない3位のクボタスピアーズ船橋・東京ベイとも同3差の好位置につける。

この日10トライ目を挙げた、売り出し中のSH北村瞬太郎(23)も「レヴズが優勝を取るためにやっています。(個人の記録は)本当に気にしていないです」と言い切った。過去3季の勢力図を変える準備はできている。【松本航】