男子やり投げ(切断などF46)は競技歴1年半あまりの山崎晃裕が最終6投目に51メートル56と、ただ1人50メートルを突破する大会新で優勝した。

 山村学園高(埼玉)時代は野球部で東京国際大進学後も障がい者野球チームでプレーしていたが、15年秋のパラ人材発掘イベントで才能を見いだされて転向した。「自分の肩の強さが生かせる競技。東京でメダル取りたいです」。すでに世界ランクもトップ10入りし、世界選手権出場も決まっている。