女子400メートル(切断などT47)でリオデジャネイロ・パラリンピック銅メダルの辻沙絵(22=日体大)が1分00秒40で優勝した。

 58~59秒台を目標に「前半を27秒台で」とハイペースで入ったが、向かい風もあってラスト100メートルで失速。不満の残る今季初レースになった。「前半に力が入りすぎて最後は膝が上がらなくなってしまいました」。すでに世界選手権(7月14日開幕、ロンドン)の代表には決まっているが「全体的なスピードアップと後半の走り。体幹も強くしていかないと」と多くの課題を挙げ、今後1カ月で調整ピッチを上げていく。