ホーム 東京オリンピック2020 バドミントン ニュース RSS バド奥原希望「やるべきこと、動き、戦略」見つめ直し逆転で初戦を飾る [2021年7月25日18時30分] バドミントン女子シングルス1次リーグ 初戦に勝利した奥原希望(AP) <東京オリンピック(五輪):バドミントン>◇25日◇女子シングルス1次リーグ◇武蔵野の森総合スポーツプラザ 16年リオデジャネイロ五輪銅メダルの奥原希望(26=太陽ホールディングス)が格下のドイツ選手を21-17、21-4で下し、初戦を飾った。自国開催の五輪初戦。本来なら前向きな感情に満ちたはずの舞台に立つ直前、無観客もあってか、女子シングルスの奥原は戸惑いを感じていた。「自分の中でまだ整理がついていないんだな」。気持ちの揺れが序盤のプレーに出た。第1ゲームではミスもあり、世界ランキング22位の相手に大きく離された。それでも「やるべきこと、動き、戦略」を見つめ直し、切り替えに努めた。2-9から5連続得点で盛り返し、後半の連続得点で逆転。第2ゲームは本来のフットワークで4点しか与えず圧倒した。前日、自身と同じくリオデジャネイロ五輪銅メダルだった柔道の高藤の「金」に刺激を受けた。粘り強い戦いぶりを自分のプレーに重ね「どんな試合でもしっかり結果に結びつけたい」と改めて決意した。