侍ジャパンの岩崎優投手(30)は強化試合で東京オリンピック(五輪)公式球に手をなじませる。

25日の巨人戦(楽天生命パーク)で代表デビュー戦を迎える見込み。強化合宿では20日に甲斐を相手にブルペン投球し、この日は投内連携にも参加した。「ブルペンで投げてボールの感じ、曲がりが違うところもあった。もう1度ブルペンに入りますけど、試合で打者がいる中でそういうこともしっかり確認できたら」。本番に向けて、冷静に調整をイメージした。

学生時代も含めて初めての日本代表。仲間とのコミュニケーションも順調に進んでいる。「プレミア12」メンバーでもある山崎康晃、山本由伸から声をかけられる機会が多いようで「助かっています」と感謝。「投手陣といることが多くて、まだけん制し合ったりしているところはありますけど、徐々にそういうモノもなくなってきているかなと思います」。貴重な左のセットアッパーとして、金メダル獲得に尽力する。