侍ジャパンが五輪本番に向けた強化試合初戦に敗れた。

左足首靱帯(じんたい)損傷からの復調を図る千賀滉大(28)は、中10日の実戦で東京五輪本番に不安を残した。7回から登板し、2イニングを4安打2四球で2失点。最速159キロを計測したが、制球にバラつきがあった。それでも「今の僕でも生かし方はいろいろあるというのは正直見えた。体は今のところ大丈夫。不安だったり、修正できなくても、やらなきゃいけない」と冷静。登板後はブルペンで約40球を投げ込んだ。