31日に侍ジャパンと戦うメキシコ代表が、東京五輪初戦に臨む。

先発は右腕のテオドレ・スタンキエビチ投手(27)。ドジャース時代の14年に大リーグで打点王に輝き、通算2050安打、317本塁打を誇るエイドリアン・ゴンザレス内野手(39)は「4番DH」で先発する。

18、19年に阪神でプレーしたエフレン・ナバーロ内野手(35)も「6番一塁」、17年に広島でプレーしたラミロ・ペーニャ内野手(36)は「8番二塁」、19年にオリックスでプレーしたジョーイ・メネセス内野手(29)は「3番左翼」で先発する。

メキシコ代表は来日前のPCR検査で2選手が新型コロナウイルス陽性となり、その後の再検査で最終的に1人の陽性が判明。7月23日から広島県三次市で予定していた合宿、広島との親善試合を中止していた。調整プランに崩れが生じているが、19年秋「プレミア12」3位の底力を見せられるか。

28日の1次リーグ初戦で侍ジャパンに逆転サヨナラ負けを喫したドミニカ共和国は巨人所属のエンジェル・サンチェス投手(31)を先発に立て、東京五輪初勝利を狙う。

大リーグ通算344本塁打のホセ・バティスタ内野手(40=元ブルージェイズ)、同通算166盗塁のエミリオ・ボニファシオ外野手(36=元マーリンズ)、15年に巨人でプレーしたホアン・フランシスコ内野手(34=元レッズ)が2戦連続でスタメン入り。

同通算1962安打のメルキー・カブレラ外野手(36=元ヤンキース)が「2番DH」で東京五輪初スタメンとなった。

【スタメン】

<メキシコ>

1(遊)イサーク・ロドリゲス

2(右)セバスティアン・エリサルデ

3(左)ジョーイ・メネセス

4(DH)エイドリアン・ゴンザレス

5(三)ダニエル・エスピノサ

6(一)エフレン・ナバーロ

7(中)ホナタン・ジョンズJR

8(二)ラミロ・ペーニャ

9(捕)ロマン・ソリス

(投)テオドレ・スタンキエビチ

<ドミニカ共和国>

1(中)エミリオ・ボニファシオ

2(DH)メルキー・カブレラ

3(右)フリオヤメル・ロドリゲス

4(一)ホアン・フランシスコ

5(左)ホセ・バティスタ

6(三)エリク・メヒア

7(遊)ヘイソン・グスマン

8(捕)チャルリエ・バレリオ

9(二)グスタボ・ヌニェス

(投)エンジェル・サンチェス