日本が正式競技としては初めての金メダルを手にした。

侍ジャパンが3回、最年少21歳の村上宗隆内野手が先制ソロ。8回には貴重な追加点を奪い、継投で無失点で守り抜き、1次リーグから今大会5戦全勝で世界一を決めた。

メダル獲得は04年アテネ(銅メダル)以来、17年ぶり。稲葉篤紀監督(49)のもと、チーム一丸の戦いで侍が頂点に立った。

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浅村栄斗内野手(30)が最後までつなぎ役に徹した。4回1死一、二塁で四球を選び、チャンスを拡大。7回先頭では2番手R・ライアンから右中間を破る二塁打を放ち、好機を演出した。全5試合中4試合で安打を放った。昨季パ・リーグ本塁打王が打点1も計5安打とコンスタントに結果を出し、目の前の役割を忠実に果たした。