東京オリンピック(五輪)の米代表監督を務め銀メダルに輝いたマイク・ソーシア氏(62)が7日、監督から引退すると明かした。

決勝戦後にロサンゼルス・タイムズ紙のインタビューで「精神と魂のすべてをこの五輪にささげた。今後、監督はもうやらない」とコメント。MLBも含めどのレベルのチームの監督も務める意思はなく「明日から休養したい」と話した。

熱戦を繰り広げた侍ジャパンについては「彼らは勝者に相応しかった」と振り返った。

ソーシア氏は1980年からドジャースで捕手として13年プレーし、2度のワールドシリーズ制覇に貢献。2000年から19年間、エンゼルスで指揮を執り、就任3年目の2002年に監督としてもワールドシリーズ制覇を果たすなど、名将として多くの実績を残した。大谷翔平投手(27)のメジャー移籍時の監督でもあった。MLBでは通算3078試合を指揮し、1650勝1428敗だった。