東京オリンピック(五輪)バスケットボール日本代表でNBAウィザーズの八村塁(23)が11日、都内のイベントで、東京五輪の裏話を披露した。

開会式では、レスリング女子の須崎優衣とともに旗手を務めた。当初は日の丸を一緒に持って行進することを想定していたそうだが、身長差50センチということもあり、「一緒に持とうとしたけれど、うまく持てなくて…」と苦笑い。結局、入場行進中に交代で持つ方法に切り替えたことを明かした。

選手村では、テニス男子の錦織圭と何度か会話を交わす機会があったという。「面識はなかったけれど、何回かばったり会って話した」。2人ともなぜか緊張していたと振り返り、「周囲から『なんでそんな(緊張した)感じで話しているんだよ』と言われた。相手も敬語で話されていて、僕もどう話したらいいのか…」と笑った。

この日はゲームソフト「NBA2K22」の発表記者会見に登壇。八村がカバーモデルとして起用された同ソフトのパッケージが披露され、「いいですね」とうれしそうだった