ホーム 東京オリンピック2020 フェンシング ニュース RSS フェンシング太田雄貴前会長「最高ですよ。悲願。悲願」一問一答 [2021年7月30日22時53分] 男子エペ団体決勝 日本対ROC 金メダルを獲得し国際フェンシング連盟副会長の太田雄貴氏(右)と喜びを分かち合う、左から宇山、山田、加納、見延(撮影・鈴木みどり) <東京オリンピック(五輪):フェンシング>◇30日◇男子エペ団体◇千葉・幕張メッセ 男子フルーレで銀メダル2個を獲得した日本協会前会長の太田雄貴さんが、日本フェンシング史上悲願の金メダル獲得に喜びを爆発させた。 -金メダルをとった感想は太田さん 最高ですよ。悲願。悲願。しかもルールがわかりやすいエペでのメダル。北京五輪でメダルを取った瞬間にフルーレ伝える上で難しく、フェンシングを普及させていく上ではエペは重要だと思っていた種目。金メダルというおまけ付き。これ以上ない。1番取りたい日に取ってくれた。-太田さんのメダルを抜いた太田さん できだけ早く抜いて欲しいなと思っていたので。パリなのか、東京なのか、LAなのかまだ分からない中でこれだけ良いチームを作って。武井会長に体制が変わった直後に(メダルを)取ってくれたことに本当にうれしく思っています-見延選手をフルーレに誘ったときもあったとか太田さん ありましたね(笑い)。でもフルーレでもメダルを取ったかもしれませんよ。チームをまとめていたのは見延。チームがこの場に来れているのは見延の力あってのこと。今日の活躍がどうこうではなく、見延がいたから今のエペのチームがあったということを代弁して私が伝えたい。-太田さんから見て、きょうの試合に勝てた要因は太田さん 1回戦です。苦しく勝てたらいけると思っていて。開催国枠で出れているので、東京でオリンピックが行われていなければ彼らは舞台にも立てていない。ああいう苦しい1回戦を勝ちきったチームと対戦するのは、フランスとかみたいにいきなり1試合目から入ってくる相手にとっては最高に嫌だったと思う。いったん気持ちもリセットして、体も汗もかいてる状態でフランスに全開の状態で挑めたのは良かった。準決勝、決勝というのは見ての通り圧勝。上手に試合を運んだのは疑いもないことだと思います。-地上波でフェンシングをおそらく初めて太田さん 初めてですよ。フェンシングは勝ち負けが微妙なので、世界ランキング1位も1回戦で負けることがある。今回先にフジテレビさんが(番組)枠を持ってていて。そこでメダルを取るというのは武井会長と共に持っているなと思いました。自分は枠を用意してもらっても勝てなかったと思うので、彼らの実力がすごかったと思います。-よく応援していた太田さん ぼくの声、超聞こえたてでしょ? 会長という立場がなくなったことで、全力で応援できた。IF(国際フェンシング連盟)の副会長という立場で本当はあんまり応援しちゃいけなかったけど、今日は許してという感じでした。