NHK総合で29日に放送された東京オリンピック(五輪)の主な中継競技の世帯平均視聴率が30日、ビデオリサーチの調べで分かった。

濱田尚里(30)が金メダルを獲得した柔道女子78キロ級、ウルフ・アロン(25)が金メダルを獲得した同男子100キロ級の決勝の視聴率は午後4時55分から65分間が10・1%、同7時30分から16分間が19・2%(ともに関東地区)だった。

女子78キロ級の金メダルは04年アテネ大会の阿武教子以来4大会ぶり。男子100キロ級の金メダルは00年シドニー大会の井上康生以来5大会ぶりとなった。

バスケットボール男子日本-スロベニア戦の視聴率は、午後1時5分から82分間が6・4%、同2時32分から76分間で4・8%だった。

NBAで活躍する八村塁(23)はチーム最多、代表戦での自己記録(25点)を塗り替える34得点を記録したが、81-166で敗れた。スロベニアのエースでNBAのスター選手ルカ・ドンチッチは、26日のアルゼンチン戦で五輪史上2位となる1試合48得点をマーク。“ドンチッチ無双”にも注目が集まっていた。