ホーム 東京オリンピック2020 ニュース RSS パルミザノが金 日本勢3人は初入賞ならず/女子20キロ競歩ライブ詳細 [2021年8月6日15時30分] 更新 <東京オリンピック(五輪):陸上>◇6日◇女子20キロ競歩◇札幌市・大通公園 アントネラ・パルミザノ(イタリア)が1時間29秒12秒で金メダルに輝いた。サンドラロレーナ・アレナス(コロンビア)が銀メダル、劉虹(中国)が銅メダルを飾った。 日本勢は藤井菜々子(22=エディオン)が13位、岡田久美子(29=ビックカメラ)が15位、河添香織(25=自衛隊)が40位。日本女子初の入賞はならなかった。 なぜ日本の競歩は強くなったのか? 裏には“最強”の審判員たち 女子20 キロ 競歩で優勝し、喜ぶイタリアのアントネラ・パルミザノ(共同) 女子20 キロ 競歩 ゴールする藤井菜々子(共同) 女子20 キロ 競歩 ゴールした岡田久美子(共同) 女子20キロ競歩 力強い歩きを見せる岡田(中央)(代表撮影) 女子20キロ競歩 力強い歩きを見せる河添(代表撮影) 懸命に歩く女子20キロ競歩の藤井(撮影・佐藤翔太) 女子20キロ競歩 一斉にスタートする選手たち(代表撮影) レース経過 ゴール パルミザノが余裕の笑顔を見せ1時間29分12秒でフィニッシュし金メダル。25秒遅れでゴールしたアレナスが銀メダル。劉虹が1時間29分57秒で銅メダル。藤井は1時間31分55秒で13位、岡田は1時間31分57秒で15位、河添は1時39分31秒で40位。日本女子初の入賞はならなかった。 18キロ地点 先頭は完全に主導権を奪ったパルミザノが、歩型を一切乱すことなく1時間20分で通過。サンドラロレーナ・アレナス(コロンビア)が6秒遅れで追う。藤井は1分34秒遅れの11位、岡田は1分43秒遅れの15位。 16キロ地点 パルミザノが1時12分45秒で先頭。楊家玉が同タイム、2人が1秒遅れで続く。藤井は24秒遅れの11位、岡田は40秒遅れの13位。17キロ手前で楊家玉の歩型が乱れ、立て続けに注意、警告を受けたタイミングで、パルミザノがスパート。一気に引き離しにかかる。18キロ付近で2位につけていた楊家玉に3枚目の警告。痛恨の2分待機のペナルティーで、メダル争いから脱落する。 14キロ地点 パルミザノが1時間4分31秒で先頭。4人が同タイム、さらに4人が1秒遅れ、藤井も2秒遅れで続く。岡田は11秒遅れの13位に。河添は4分44秒遅れの45位。先頭集団は7人。15キロ過ぎ、ジェミマ・モンタグが脱落し先頭集団は6人に。 12キロ地点 ジェミマ・モンタグ(豪州)が55分1秒で先頭。中国勢の3人を含む7人が同タイムで続く。藤井が3秒遅れ、岡田が7秒遅れで通過。河添は3分19秒遅れの43位。先頭集団は12人。 10キロ地点 アントネラ・パルミザノ(イタリア)が先頭で通過。中国勢の3人を含む9人が同タイムで続く。藤井が1秒遅れ、岡田が3秒遅れでぴったりつく。河添は2分18秒遅れの45位。11キロを過ぎ、岡田がやや苦しそうな表情を見せる。 8キロ地点 プリヤンカ(インド)が36分49秒が先頭で通過。中国勢の3人を含む10人が同タイムで続く。日本勢は岡田が2秒遅れの15位、藤井が4秒遅れの19位でついて行く。河添は1分31秒遅れの45位。 6キロ地点 楊家玉(中国)が27分37秒で先頭で、切陽什、姐劉虹ら7人が同タイムで通過。日本勢は岡田が7秒遅れの23位、藤井が8秒遅れの27位、河添が54秒遅れの41位で通過。 4キロ地点 アントネラ・パルミザノが18分31秒で先頭、同タイムで切陽什姐、エリカ・ローシャデセナが通過。日本勢は岡田と藤井が6秒、河添が26秒遅れで通過。先頭集団がじょじょに縦に長くなり始める。 2キロ地点 先頭はエリカ・ローシャデセナ(ブラジル)が9分25秒で通過。同タイムで劉虹(中国)、切陽什姐(中国)らが通過。日本勢は岡田が3秒、藤井が4秒、河添が8秒遅れで通過。アントネラ・パルミザノ(イタリア)が先頭、2番手に切陽什姐がつけて先頭集団を引っ張る。 【スタート】 16時30分、出場58人が一斉にスタート。大通公園の気温は31度、湿度63%。1・5キロ過ぎ、中国勢3人が早くも前をうかがう。日本の3人はやや後方に構える。 日本勢の世界ランクと自己ベスト 競技順ゼッケン番号名前自己ベストシーズンベスト世界ランク 2120藤井菜々子1:28:581:30:4521 53121河添香織1:31:101:33:5137 57122岡田久美子1:27:411:31:5110 競歩のルールって? イラストで解説