8日に閉幕した東京オリンピック(五輪)の観客数について、大会組織委員会は10日までに「計4万3300人」だったと明らかにした。

新型コロナウイルス感染症対策のため、先月8日の5者協議で大多数の会場が無観客開催と決定。有観客となった宮城県が1万9300人、静岡県が2万600人、茨城県が地元の小中学生らを対象とした学校連携観戦プログラムで3400人を動員した。

観客を入れた会場の基準は定員の50%以内か上限1万人。宮城県と茨城県はサッカー、静岡県は自転車が行われた。メインの1都3県と野球・ソフトボールの福島県、マラソン・競歩とサッカーの会場となった北海道は無観客だった。

1会場での最多は7月31日に宮城スタジアムで実施されたサッカー男子の準々決勝スペイン-コートジボワール戦で5500人だった。