予選で開心那(ひらき・ここな=WHYDAH GROUP)が一時、暫定首位に立ち、12歳でのメダル獲得へ好発進した。

北海道生まれ。5歳でスケートボードを始め、苫小牧市から札幌の練習場まで通って腕を磨いてきた。

9歳の時に出場した18年5月の第2回日本選手権パーク女子で4位に入り、海外デビュー戦となった同年8月のVANSアジア(シンガポール)で優勝。同11月の世界選手権(中国)は7位に入り、一躍、注目を浴びる存在になった。

得意技は板の金具部分でコースの縁を滑るグラインド。心那は「ココナツ」から名付けられた。

12歳での五輪代表は、1968年メキシコ五輪に13歳で出場した競泳の竹本ゆかりを抜いて日本選手では夏の五輪史上最年少となる。