4位入賞の岡本碧優(みすぐ、15=MKグループ)は、予選は全体1位で通過。逆転を狙った決勝最後の試技で大技「540」を決めるも、空中でボードを1回転させる「フリップインディ」に挑戦し、着地に失敗。表彰台に1歩届かなかった。他のスケーターたちが歩み寄り、健闘をたたえたが、「とても悔しいです」と泣きじゃくった。

延期前の五輪選考を兼ねた大会では4連勝。波に乗っていた矢先、新型コロナウイルスの影響で大会が1年延期になった。「自分の気持ちに負けて、だらだらしてしまったことがすごく大きかった。そこを埋められるように、もっとちゃんと練習を頑張ろうと思いました」と、メダルを逃した要因を冷静に分析した。